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ビッグミットソフトビッグミットソフト
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    フィットネス 筋トレ トレーニング 空手


      2012年5月1日

    ---そもそもトライフォースさんとALMAとのコラボレーションのキッカケは?
    早川 他者さんでオフィシャルのギを作っていたタイミングだったんですが、営業の方が「できました!」ぐらいの具体的な内容を提案してくださって(笑)、それが素晴らしいものだったんです。生徒に配って試合でも使う物ですから、自分が納得した物でないと紹介できないからということで道衣の寸法や生地、袖口の縫いつけひとつから細かいところまで僕の要望全てに対応していただき改良を重ねたんです。僕は審判部長もやっていましたし、業界の中でもギについては相当詳しい方だと思いますから、ルール的な観点からもよく出来上がったのが相当なクオリティでした。それがキッカケで今に至っています。
    ---袖口をはじめ、他のギと比べて細かな違いがあるようですがどんなところにこだわりがありますか?
    早川 ALMAさんのギは前々から知っていて、他の方が使っているものを「ちょっと貸してよ」なんて言って着たり、触れたりする機会があったんですが、その時はシックリこなかったんです。私が大会を管轄している中で袖口が縮みすぎて規定を通らなかったり、破れたりして、柔術衣を作るにあたってマーシャルワールドさんも手探りな時期があったと思うんですよ。フィーリング的な部分もあるのでここがこうだとは言えないんですが、そんな中でその時はルール的な観点からもいろいろアドバイスをさせていただいて、私が柔術家として着ていて、素直に良いなと思えるものなので生徒にも提供できますね。個別に言えば良いところばかりで、悪いところが見つからないです。僕も相当いろいろな道衣を着ましたけど、これはお世辞抜きで歴代のクオリティでも1、2位を争う。パッチもシワにならなかったり、肌触りも変わらない、メーカーによっては肌に触れる部分で痛いところがあったりもするんですがそれもない。少なくとも僕や柴本幸司、他のトップ選手にモニターとして着てもらってもすこぶる反応が良いです。最初はカラー道衣だけだったんですが、僕があまりにも気に入ったので白のギも発注の話を進めさせてもらっていますね。
    ---そもそも早川さんご自身はどんなギが好みなんでしょう?
    早川 そこまで深く考えたことはなかったんですが、やっぱり上下着て鏡に映った姿を見てかっこいいなと思えないとダメだと思うんですよね。全体的なシルエットも大事だと思うし、変なところがブカブカだったり、上下がアンバランスだったりというのは気になりますしね。選手個人としては襟の暑さが何mm変わったとかで勝敗が変わらないと思っているんですけど、全体的なシルエットが自分にとってかっこいいなと思えることが重要だと思いますね。
    ---他のギと比べてもやや細身といった感じですか?
    早川 このバージョンになってからはそうでもないかもしれませんが、フィット感はすごく良いですよね。先ほど言った袖口でいえば、専門的な言い方でいうと「袋取り」というような取り方をされてしまったら非常に切れにくいような状況だったのを改善していただいたのと、生地がぺラペラでも首に食い込んでしまうのでそれを程よく。自分が着ているだけで窮屈なギもあるんですよ。襟のラインがストンと縦に落ちるような感じだと、着ているだけで自分が首しまっちゃうようなものもあったりするんですけど、丸いフォルムで裾を合わせればピシッとなるようなところも好きです。そこまで着ていないので耐久性はまだわからないところではあるんですが。最近のものはどのメーカーさんも軽いので、逆に重いのがないから重さは気にしてないですね。でも、その中でも軽いほうだと思います。この丈夫さと軽さってなかなか共存するのが大変だと思うんですけど、他のものと比べても軽いと思いますね。それは生徒も言ってますね、非常に軽いと。軽いもので結構破れてしまうものが多い中、僕も着始めたばかりなのでそこは楽しみではあるんですが。個人的にはこのステッチも良いですよね、未来的な感じがして。特に黒は映画の『トロン』を彷彿とさせるような感じが新しくて良いですね(笑)。
    ---大会での着用率はどうでしょう?
    早川 そこまで注意して見ていないんですが、僕は役職上よく見ているのがチェッカーで引っかかっているところですかね(笑)。カスタマイズする方もおられるのかな? あとALMAはサイズが多彩なので販売しやすいですよね。女性の方や子供向けのサイズも各種揃えていただいてるし、道場としても販売するなら全サイズ揃っていたほうが紹介しやすいですよね、生徒に対して。A0まであって子供用もMから00まであるんですよね。柔術衣は子供のサイズに力を入れているところってまだないので、サイズが揃っているのは非常に良いかなと。もともと昔から柔術はA1、A2、A3しかなくて、A0も僕の記憶では出来始めたのも結構後のほうなんですよ。人間をスリーサイズに区分して当てはめようというのも当然無理な話で、今のように細分化して上下セパレートでOKというのは非常にありがたいですね。
    ---トライフォースさんのコラボ道衣は各支部で販売されているんですか?
    早川 そうですね。新しいモデルを作るたびに各支部で取りまとめて販売してます。各道場に支部のロゴがあるのでそれも別に作っているところもあるんですが、こういった道衣は本部が一括して集めて、これからまた販売すると思います。
    ---大会の話に戻ってしまいますが、最近はキッズの試合数も増えて柔術人口が増えたようにも感じますが、 早川さんはどのように感じますか?
    早川 格闘技界全体で言えることかもしれないですけど、少し横ばいな感じでしょうか。ただ、それだけこの10年間でブラジリアン柔術が無の状態から逆輸入されて、今までがおかしいぐらいの普及の仕方だったのでこれだけ街道場も増えて少し安定期に入って、ここから先に行くには少し時間がかかると思ってますね。ただ、ご指摘のとおり子供の人数は増え始めてるかと思います。実際私が連盟の仕事をするまでは子供の大会はなかったですね。子供のルールや帯制度を調べて全日本ジュニア選手権にも当時100人程度集まったんですけど、そういった流れで始めて今は全大会に少しずつ子供を集めて、中井(佑樹)会長の指示でもあるんですけど、どの大会でも子供の試合が1試合でも組めたらそこから始めていこうということで、今はすごく子供の大会も安定した人数を集められますね。今も全日本キッズ大会をやると必ず100人ぐらいは集まるほどです。ただ、子供に柔術だけを教えてる道場っていうのはないかもしれませんね。親御さんからすれば空手や柔道の方が安心できる、自分が想像できる世界だから各道場さん工夫されて武道教室とか週1日ずつ空手と柔術をやらせる中で各自の特性、ニーズを見極めて柔術に馴染んでもらおうという試みをして教えている道場がたくさんあると思いますね。
    ---横ばいという話もありましたが、今後の展望はありますか?
    早川 格闘技界全般が停滞している中で、柔術はセンセーショナルな普及の仕方をしたと思うんです。普通の競技になっていってる感じですね、今は。良いことでもあると思うんです。昔は小さな柔術の大会でも雑誌がみんな取材に来たんですね。今、普通の関東大会、関西大会、選手権大会はそんなに雑誌の取材が来るわけではないですね。中井会長の言葉を借りれば「普通の競技化したからだ」と。柔道の区民大会をいちいち業界紙が取材しに行かないと一緒で、大衆化するのは良いことだと。ブラジリアン柔術連盟として考えているのは、10年ぐらいのスパンで考えれば頂を子供だけでなく、大人たちにも見てもらいたいというところでいえば、世界選手権を当地することが10年ぐらいのスパンの話かなと思ってます。みんな聞いたことはあっても見たことはないという大会を日本に招致できるように力をつけていって、日本人の世界チャンピオンがたくさん出せるような環境を整えていく。世界中からいろんな選手が来るし、その日が実現したときにまたブームが来るのではないかなと思いますね。子供たちの話で言えば、柔術衣ってかっこいいな、そんなところからでも間口があれば良いと思うんです。柔術の競技自体の興味よりパッチワークがかっこいいとか、そういう流れで始めた人がいると思うんです。敷居の低さをそんなところで感じてもらえれば人を呼び込めると思うし、かっこよさは大事にしていきたいところですよね。日本でも最初の3年から5年はそういった文化が流行ったと思うんですが、国際連盟でギのレギュレーションが定まったところで軽量化やシンプル化が重要視されるようになって今もその流れがありますよね。競技としてワンステップ上がった段階でパッチを貼りたくても貼れない状況なのかもしれません。しかし、またそういう文化が戻ってくれれば嬉しいですね。
    ---最後に早川さんからALMAに求めるものがあれば。
    早川 現時点で直すところがないので要望はありません(笑)。道衣のデザインにこだわってきてもらえるようにパッチのカスタマイズやデザインをコーディネートしてくれるようなサービスがあればおもしろいかもしれませんね。